ソラナックスの効果

ソラナックスの副作用

 

前項でもソラナックスの副作用について若干述べましたが、もう少し詳細にお話ししておきましょう。

 

ソラナックスはこの系統の薬の優れた特徴である高い安全性があるので、よく利用されているわけで、用量を守れば重い副作用は殆どありません。

 

比較的多く見られるのが、眠気、ふらつき、けん怠感、脱力感などで、これらはそれほど心配する必要もないのですが、車の運転や高齢者のふらつきによる転倒などには充分気をつけましょう。場合によっては服用量を若干コントロールする必要もあります。

 

但し、用量を守らず、むやみに量を増やしたりすると、いよいよ薬に頼りがちにもなって、依存症が出る恐れがあります。あくまでも決められた範囲内での服用を厳守してください。

 

定期服用中に急に服用を止めると反発的な症状がでることがあり、逆に依存症の恐ろしさがわかると思います。特に長期に多めの量を服用し続けると、いよいよ体が薬に慣れてしまい、非常に止めにくくなります。

 

こうした時は、イライラ感、不安感、不眠症といった症状や人によっては息苦しいなどの呼吸抑制も顕れて苦しみますから、自分だけの判断で服用を止めず、希望がある時は医師の指示のもと徐々に減量するようにしてください。