ソラナックスの効果

ソラナックスの断薬

 

医師の診断を受けてソラナックスを服用し始め、それまで悩んでいた精神的な苦痛から解放された人はたくさんいます。用量を守っている限り副作用も大きなものは出ず、すっかり安定期に入ってきた人は、いよいよ薬からの卒業を目指して、医師の指導のもとで徐々にソラナックスの服用量を減らしていくことになります。

 

一般的には1日3回だったのを2回に減らし、更に1回に減らすというように段階的に行っていくのですが、この過程で症状がぶり返してしまう人も少なくないようです。

 

長期にわたって服用していると、用量を守っていたとはいえ、やはり薬への依存度はそれなりに高くなっているもので、薬を減らすというのが不安意識を発生させてしまうようです。

 

ここでのポイントは、生活環境での工夫です。例えば昼の薬を止めるのならば、その時は友人たちと楽しい行事のタイミングと併せるとか工夫することが大切で、気持ちの方でも薬に頼らなくても大丈夫な習慣をつくるようにするのがポイントです。

 

逆に薬のない時間帯を人に見られずに一人で我慢する方法が効果的な事もあります。これは対人的な意識が精神障害を引き起こしている場合が多いからで、人にみっともない心配をかけるような状態を見られるくらいなら、薬を飲んでこの場は凌いでしまおうと考えてしまうからです。

 

むしろこうした時は、乗り切った後で人に会う方が目標もできていいのです。症状は各人で様々ですが、無事な回復をお祈りします。